どのようにお伝えしようか悩みましたが、どうにも言葉にしようとすると難しく、拙い文章になってしまいますがここでお話いたします。

 

突然のご報告となってしまいますが、我が家の愛犬きなこが7/31に永眠いたしました。

結果からお伝えすると、癌です。

 

5月半ば、たった1日だけエサを食べない日があり、今までそんなことが無かったので不審に思い先生に診察してもらいました。

その後も数回の食欲不振があり、投薬で回復していたのですが薬を止めると再発してしまう状況で、吐き気や下痢などは無く「お腹の調子じゃなさそうだ、何だろうなぁ?」と先生と話していたところ、エコーで怪しい影を発見。更なる精密検査のために医療センターを受診して判明したのが「消化器型リンパ腫」でした。

犬がなる癌として多いのが「多中心型リンパ腫」というものなのですが、きなこが患ったのは腸や腹腔内のリンパ節にできるもので、治療がうまくいったとしてもかなり予後が悪いとされるものでした。

更に貧血も伴っており、それは輸血しか手立てのない状況でした。

 

診断内容も理解できるし、この先どのような選択ができ、どうなっていくかも分かる。

最後まで自分の元で治療ができるし見ててあげられる反面、”もうこれ以上できる治療がない”と分かってしまう悲しさもあり、とてもツラい日々でした。

少しの望みにかけて抗がん剤治療もして少し食欲が回復した時期もありましたが、最終的には家で出来る範囲の投薬だけでゆっくりさせてあげたいとして7/31を迎えました。

 

まだ7歳9ヶ月だったことが悔やまれます。本当なら今月8歳の誕生日を迎えられるはずでした。

もっと遊んであげたかったし、シャンプーしたりドッグランに連れて行ったり、大好きだったドライブも沢山してあげたかった。

どうにも防げない病だったので、きなこの運命だったと受け止めるしかないのですが、辛く悲しい思いを乗り越えるにはまだまだ時間がかかりそうです。

 

きなこのことを気にかけてくださった皆さん、ありがとうございました。

 

 

以上、看護師 鈴木でした🐤